Spaceshattle Enterprise OV-101

Sumithsonian Air&Space museum STEVEN F.UDVAR-HAZY CENTER 

更新 2006年8月25日

スペースシャトル エンタープライズ オービター

 

スペースシャトルは,NASAが繰り返し使用できるよう開発した宇宙往復船である.オービターと固体ロケットブースター,外部燃料タンクからなる.製造費用は1機あたりの18億ドル,1回あたりの打ち上げ費用は4億5000万ドルといわれている.

スペースシャトルオービターは6機(テスト機1機,実用機5機)存在するが,このエンタープライズは,最初の大気圏内でのテスト機である.したがって,大改修しないと宇宙には行くことができない.スペースシャトル用のB747機の背中に載せられ,着陸のテストなどが行われた.

1976年にアメリカ合衆国憲法発布200年を記念して,「コンスティテューション」と名付けられる予定であったが,スタートレックに登場するエンタープライズ号の名前を付けて欲しいという要望が多かったため,当時のフォード大統領によって,「エンタープライズ」と名付けられた.

 

2004年塗装中の様子

後方より