高松出張研修 2003年8月7・8・9日
今回の旅行（研修・出張）では，Ａ先生には授業のこと，経営についてのことについてアドバイスを頂き，社長には東京に帰ってこれるかをこまめにメールいただくほど心配していただき，そして，Ａ先生の生徒には，こんな日にもかかわらず来てくれました，とても感謝・感動です．
2003年8月7日（木)
羽田を発ち，ほぼ定刻通りに高松空港に到着．全日空のA321．高松空港は小雨状態．台風が沖縄にいるようで，来て早々東京に帰れるかどうかが心配．
Ａ先生に車で迎えに来て頂いたので，そのまま，食事と軽く観光ということで，屋島に連れて行ってもらう．
高松の賑やかな所を抜けて，屋島の入り口で「わらや」といういつもなら行列のできるようなうどん屋さんで食事．釜揚げうどんを注文すると，いきなり丸ごとの生姜とおろし金が渡される．どうやら，自分で好きなだけおろすらしい．注文して食べていた．
思ったよりつゆが濃いので，しっかりつけてしまうと麺のおいしさがわからなくなってしまうようなので注意していたが，こっちの人はそこまで気にしてなかったようだった．
食事を終えて，いよいよ屋島へ．途中，源平の屋島の戦いの古戦場を車内から見る．
その後，下り坂に見えるのに，実は上っているというミステリーゾーンなる道路も通過．昔何か本で読んだことのあるところ．
車を置いて，最初に，源氏の兵が刀を洗ったという少し赤い池を見て，散策コースを歩き始める．
食後の腹ごなしにちょうどよいかと思いきや，雨がだんだんひどくなってきて，コース半分で車に戻る．それでも，瀬戸内海をこの「微妙な」高さで見られるのはよかったです．鬼ヶ島といわれる女木島，喜びも悲しみも幾歳月の舞台で有名な男木島，24の瞳で有名な小豆島などが見ることができました．
お土産物屋やホテルがつぶれているのを見ると，客があまりこないんだろうなぁと感じられました．
授業もあるので，さっさと切り上げて，Ａ先生の教室に向かうことにしました．
Ａ先生の教室では，歩いてはとうてい来られないような所から来ている生徒がいるので，台風などの時は休講にするそうですが，今日は特別なので，決行．来られない生徒はごめんなさいということで，待ちかまえていましたが，小６，中２ともにほとんどの生徒が来てくれました．
最初の時間は小６の算数．一人小５の生徒も混じって立方体の問題．小５の生徒はかなり健闘していた．こっちも緊張していたので，満足はいかなかったが，生徒の様子がつかめた．
後半は中２の数学．連立方程式の応用と，最後に立方体の問題．ひっかけ，ひねりには弱いものの，応用問題への取り組み方はよかったのが正直な感想．
雨は降っていないので，授業終わって，生徒を送り出し，さっさと夕食を食べに高松の繁華街に．行きがけにホテルにチェックインしてから，瀬戸内の魚が食べられる寿司屋に連れて行ってもらう．今日の反省と，明日の授業への課題（自分の）などを伺って，2時頃ホテルへ．
ホテルは昔はキノコ型の目印で有名だったガソリンスタンドのあとにできたそうで，ホテルNo1という新しい所．この時間に帰ってきたのは一人らしく，フロントに行った瞬間，部屋番号も言わないうちにキーを出してくれた．露天風呂があるのだが，23時までということで入れなかった．部屋ではTVで台風情報を見ながら，明日の準備をする．
2003年8月8日（金)
準備をしながら，そのまま寝てしまったようで，気付いたら8時くらいだった．外は風が強そうだが，雨は降っていない様子．ベッドでごろごろしながら，台風情報つけている．
Ａ先生が13時迎え来てくれるというので，午前中はこれまでの疲れもとりたかったし，準備もあるので休んでいる．
少し雨が強くなりかけた13時頃，ホテルの前で車に乗り，教室の近く（といっても歩いては行けない距離）のうどん屋さんで，しょうゆうどんを食べる．個人的には昨日の店よりも好きな味だが，食べ方がちがうせいかもしれないので，はっきりとはわからない．
今日は台風直撃なので，中1も中3も5人ずつくらいしか来ないだろうと言っていたが，なんと，ほとんど来たくれた．感謝．
前半中３は，準備万端の理科の問題．もっと解けないかと思ったが，こっちの予想していたよりは解けていた．恐るべし．しかし，なんとか弱点を見つけ，気になった点を指摘できて授業が終われた．今日一日のエネルギーのほとんどを使い切った．
１時間ほど休んで，後半戦．中１は昨日の小６と同じネタ．昨日よりは厳しくできた．指示したとおりにできないのがこちらにとってもむこうにとっても反省点かな．
今日は台風の影響がひどく，生徒を送り出した，割れたガラスの処理をしたA先生はびしょぬれ．先生の家まで行って，タクシーで今日も繁華街へ．阪神ファンの焼肉屋さんで食事したあとクラブへ．もう授業がないので，気楽にひとしきり話をしてホテルへ．昨日より早かったけど，１時台だから露天風呂にはれないなと思ったら，今日は台風のため入れないとのこと．近くのコンビニに夜食を買いに出かける頃には，雨はだいぶおさまっていた．四国は通り過ぎたようだ．問題は明日，羽田に着陸できるのかということ．結局，今日もテレビの台風情報をみながら寝ることになる．
2003年8月9日（金)
今日も8時頃起きる．外は風がありそうだが，もう台風は過ぎ去っていい天気．ホテルの周りを少し散歩する．A先生がチェックアウトにあわせて迎えに来てくれる．
飛行機は14時25分高松空港発なので，それまで，満濃池に連れて行ってくれることに．1時間弱で満濃池に．ひとまわりしてから，これまた有名な小縣屋といううどん屋へ．ここは大根を自分でおろす．ここでお土産を暇って，空港へ戻ることに．
途中，栗林公園を横目に見て，昨日の店のお姉ちゃんが話していた，白装束のおばあちゃんが走ってくるという「栗林トンネル」を通り，それでも時間があるので，ちかくの温泉郷を軽くまわる．
空港に着いたので，チェックインするときに職員に運行状況聞くと，乗る飛行機がまだ羽田から飛び立っていないので，よくて1時間遅れのこと．とりあえず待っていれば飛ぶらしいので，送っていただいたＡ先生と別れ，空港で待つことにする．
一通り土産物屋を見て（サヌカイト・酒盗・地ビール購入），１時間経ってもまだはっきりとした放送が流れない．あとから飛ぶ予定のJASの便の方が先に出るらしく，いらいらしていたが，怒ってもしょうがないので，うどん屋に入ってビールを飲みながら時間をつぶす．
ようやく16時50分発ということで，飛行機に乗るも，飛び立ったのは17時くらいか．それでも，出発前のアナウンスでは，羽田が着陸できなければ，高松まで戻るとか．それなら名古屋くらいで降ろしてくれ．．．
飛び立ったが，今度は羽田が混んでいるらしく，大島上空で時間稼ぎ．到着予定は18時30分とか．しばらくすると，今度は房総半島上空で待機ということで，さらに15分ほど時間つぶし．
それでも，何とか空港に着陸．3時間以上遅れたが，乗っているのは新幹線などに比べて短いので，疲れ果てなくてよかった．
そういえば，前に香川に行ったときも（1990年夏）台風が来て，急いで瀬戸大橋を渡って岡山に戻り，その次の電車から瀬戸大橋不通にになったんだよなぁ．．．