ナイアガラの滝&ニューヨーク&フィラデルフィア&ワシントンDC旅行記(2002/8/14〜8/27)

1日目 8月14日 成田出発〜バファロー到着
2日目 8月15日 ナイアガラの滝
3日目 8月16日 バファロー出発〜ニューヨーク到着,トイザらス

恒例になった夏のアメリカ旅行,去年は帰国直後の9月11日にワールドトレードセンタービルへのテロ事件があり,
その跡地「グラウンド・ゼロ」を見に行くべく,ニューヨークに行くことにする.

それと,前々から行きたかったナイアガラの滝,そして,妻の知人がいるフィラデルフィア,
そしていつものワシントンと4都市2週間の旅行である.

今年は,ユナイテッド航空のマイレージが貯まったので,行きの片道だけビジネスクラスにアップグレード.
しかも,去年の旅行で予定していた便が欠航したため,そのお詫びにもらった200ドルのクーポンを使ったため,1人166290円.

 

8月14日(水) 成田出発〜バファロー到着

今年はようやくたまったマイレージを使って,ビジネスクラスにアップグレード.正規割引運賃でエコノミーを買わなければならないが,昨年のフロリダ旅行の際に飛行機が遅れたためにもらえた1人200ドルのクーポン券を使ったので,格安航空券と同じくらいの値段でビジネスクラスに座ることができる.

京成スカイライナーで成田空港へ到着.テロの影響で一応2時間前ということ.

チェックインをすませ,ビジネスクラスなのでラウンジに入れるということなので,飲み物でものんで少しくつろぐ.こんなに休めるならもっと早く来てもよかったかも.おやつとパン・飲み物は自由だし.

 UA884便 東京成田空港14:20発 シカゴ・オヘア空港11:40着 B747-400

久々のビジネスは,椅子も大きいし,客室乗務員の割合も大きくて快適でした.ウエルカムドリンクをはじめ,ワインがグラスからなくなればすぐにつぎに来てくれるしと文句なし.客室乗務員は陽気で,どんどん飲み物のおかわりを進めてくる.食事もアメリカの航空会社らしいボリュームのあるもの.快適にシカゴまで行くことができた.ANAのCMではないが,シカゴに着いても降りたくないくらい.

シカゴのオヘア空港に着いて,入国審査のところで,トイレに入ったが椅子が高くて足が着かなかった.こんな高いのは初めて.

今年は,シカゴは帰りには通らないので,去年見つけて欲しかったけど,高くてあきらめたREVOのブルーのサングラスを購入.

 UA1792便 シカゴ・オヘア空港13:30発 バファロー空港15:55着 B737-500

B737は昔十年以上前に,新潟から大阪だか仙台に行くのに乗った記憶があるが,とにかくほとんど初めての感覚.バファローに着くまでは,「行き」なのでここでもビジネスクラス.

 

バファロー空港に着く.さて,今日泊まるのは「Holiday Inn Buffalo Int'l Airport」,エアポートというわりには空港からは1マイルあり,歩いて行くのは無理.

バファロー空港からホテルへは,前もって頼んでおけば送迎の車があったようだが,旅行前は忙しくて余裕がなかったので,タクシーで移動(あとでわかったが,空港で電話を入れれば迎えに来てくれたらしい)

 「ホリディ・イン・バファロー・インターナショナル・エアポート(Holiday Inn Buffalo Int'l Airport)に行ってください」

 「え,どこだって?」

 「ホリディ・イン・バファローです」

 「ん?」

 「ダウンタウンの方じゃないのか」(Holiday Innグループには,Holiday Inn Naiagaraというホテルもある)

 「ここです」(アドレスを見せる)

 「ああ,わかった,ホリディ・イン・バファローね」

うーん,発音悪かったのかなぁ.でも,そんなに難しい単語が並んでいるわけでもないしなぁ? と思いつつ乗っていると,

 「あんたたち日本人か?」

と聞いてくるので,

 「はい,そうです」

と答えると,運転手は

 「日本人で,こんなとこ(バファローのホテル)にとまるやつはいないよ」

と言う.どうも,金持ち日本人はナイアガラに行くときにはナイアガラ近くの高いホテルに行くらしい.そんなこと言われてもねぁ(笑

 

ホテルについて,チェックイン,広々とした2階建てのホテルで,その1階だった.電子レンジや冷蔵庫もあり,部屋の感じはよい.1泊79.99ドルならお得な感じ.部屋に荷物を置いて一息ついたので,明日のナイアガラの滝へ行くバスの乗り場のチェックと,夕飯を何とかしなければならないので,外に出てみた.ホテルの前には道が一本あるきりで,あまり店はない.

そこにちょうどバスが来たので,明日乗るバスでもあるし,賑やかなとこまで乗ってみようと乗車してみた.田舎町をずーと走っていって結局賑やかな町を探していたら,終点のダウンタウンまで行ってしまった.あんまり活気のない町だったが,ついでなので明日の乗り換えるバスセンターで資料をもらって町を軽く一回り.何かスタジアム(野球なのか?バファローにチームあったっけ?)があって前でダフ屋がチケットを売っていた.

結局少し雨も降り,暗くなってきたので,バスセンターに戻りホテルに帰ることにした.バスの発車まで30分くらいあったので,バスセンター内のハンバーガー屋で注文したら,これが中の人の不手際でなかなか出てこない.「時間がないので,持って帰るようにしてくれ」と言ったら,申し訳なさそうに謝ってくれた.

このバスもバファロー空港行きの最終で(ってまだ6時くらい),空港からまたまたタクシーでホテルに戻った.明後日の朝の空港までのタクシー(早すぎて送迎なしなので)を予約してもらい,バスセンターでもらってきたバスの時刻表を見て,明日の行動予定を決定し,就寝.

 

 

2002年8月15日(木) ナイアガラの滝 

ホテルの料金にはパンや果物のブレックファストがついていたので,これを食べる.

昨日調べた時刻にホテル近くのバス停へ.ところが,15分待ってもなかなか来ない.前を通り過ぎていく車の運転手は,こんなところに「日本人が2人も立ってるよ」なんて思っているのか,みんなこっちを見ながら通り過ぎていく.たしかにおおざっぱな国だが,それにしてもおかしいなと思って時刻表を見ながら考えてみると,表に出ているバス停が一個ずれている.まあ,それでも15分待ってバスが来たのでなんとか,ダウンタウンのバスセンターへ.バスセンターまで1ドルとちょっと.

補足すると,24番のバスなのだが,ダウンタウンから見ると行き先が2またに分かれていて合流するバス停の時刻表を見ていたので,待っていたバスは,もう片方のブランチのバスの時間だった.

バスセンターに着くと,待つ時間がほとんどなく,ナイアガラ行きのバスの発車時刻だったので(ほんとはここで30分のんびりするつもりだったが)40番のバスに飛び乗る.昨日予習しておいたのでスムーズにいけた.バスはがらがら.1時間ほど乗ってナイアガラの滝(Niagara falls)へ.バス代は2ドル弱.

  

ナイアガラに到着 バスを降りた目の前がビジターセンタなので,ここで資料を少しもらって,まずは滝の見える位置へまっすぐ,春のグランドキャニオンの壮大さにも驚かされたが,この滝もすごい.また,水の流れる音,落ちる音が心地よい.

 

  

 

 

そして,そこから船で滝の近くまで行く「霧の乙女号」の乗り場へ.カナダ側はとても混んでいるようだが,こちらアメリカ側は並ばずに乗れ,2階の前を確保.青色のビニールのカッパを着て,船が出発する.ここで,デジカメはずぶぬれになってしまうので,用意しておいた水中撮影用の「写るんです」を取り出す.

さて,「霧の乙女」号といっても,それは名ばかり.

 

 「こちら鹿児島管区気象台,雨・風ともに激しさを増して参りました.まもなく台風25号は上陸の模様です」

などといっている方が似合うくらいの吹き付ける水と風は,さながら台風中継のよう.まあ,夏だから濡れてもいいけどね.

 

霧の乙女号を降りたら,ゴート島に渡りハンバーガーを食べ「風の洞窟」へ.ここはゴート島(GOAT ISLAND)のアメリカ側の滝の絶壁にある高さ45m,深さ30mの洞窟で,こちらはえらく混んでいて,少し並ぶ.今度は滝のすぐ脇を歩くツアー.これもなかなかずぶぬれになれる.こんどは黄色いレインコート.靴まで履き替える.ここも,水中カメラ必須.最後に足をふくのにタオルとウェットティッシュは持っていった方がよい.

風の洞窟にて 「No Smoking」ってだれも吸わねーだろ(笑

風の洞窟ツアーが終わって,さっき食事した店の前の土産物屋を見る,先に買うとぬれちゃうからね.

 

今度は歩いてカナダへ渡るためにレインボー・ブリッジ(Rainbow Bridge)に.橋の真ん中辺りに国境があり,橋の終わりに入国審査がある.

 「何しに来ましたか?」

 「何日いますか?」

って聞かれたけど,格好みればわかるだろうに.

 「ほんの数時間です」ってば!

←Canada って,なんか国境の重みないですよね.

寂しいアメリカ側とはちがって,こちらカナダ側は観光地.イメージは浅草を思い出す.てなわけで,あまり落ち着かないので,一回りして,お土産買って(日本ではなかなか手に入らないメープルシロップのクッキー)再びアメリカへ戻る.帰りは橋の入り口で通行料50セントを払って帰国.初めてのカナダは数時間の滞在でした.

  

帰りのバスまで時間があるのでレストランでアメリカらしいステーキ食べて,再びバファローのダウンタウンで乗り換え,ホテルへ帰る.

ホテルの周りを少し歩いてみるが,店は何もないので,すぐにホテルに引き返す.明日は早起きしてニューヨークへ移動.

 

 

2002年8月16日(金) バファロー出発〜ニューヨーク到着

ホテルの朝食が始まっていないほど朝早く,ホテルをチェックアウト.タクシーで空港へ.ここから,ワシントンを経由してニューヨークへ.

ワシントンへの飛行機も,そこからニューヨークへの飛行機も小型のプロペラ機.

まあ,なんとかJFK空港に到着.シャトルバスに乗って昼頃にはホテルへ到着.今回はコンフォート・イン・マンハッタン(Comfort Inn Manhattan).掃除の終わった部屋にすぐに入れてくれた.ちと狭い.

明後日,フィラデルフィアに行くためのチケットを買いに,ペンシルバニア・ステーションへ.前にも切符を買ったことがあるので難なく買えた.そのまま,Kマート,メーシーズでショッピング.KマートではMSIAを発見したので購入.

ジムスナイパーII,ジム頭,ジムコマンド,ガウ攻撃空母,ミデアジェットコアブースターなどをゲット.

これで,アメリカへ来た1つの目的は達成.

セントラルパークの近くに,世界一の大きさのトイザらスがあるというので,ここへGO! 確かに外から見ると大きい.中に入ってもっとびっくり.なんと,おもちゃ屋のなかに,観覧車がある! もちろん有料.

 

上の方の階にはキャラクター商品売り場があるので,ガンダム目指し上がる.すると,シャアザクがお出迎え.

ここでは,残念ながら目的のものはなかったので買い物せず.しかし,知育玩具などもいいものがありほんとに日本のおもちゃ屋とちがっていいなぁと思えた.

ターミネーターもいらっしゃいました.

 

トイザらスを出て,夕飯を食べにコリアンタウンへ.一昨年来たときにスペシャルメニューを出してくれた韓国料理屋へ.ところが,今回はスペシャルメニューはやっていないというので,メニューにあった鍋を注文.コチュジャンたっぷりのトッポッキ鍋で,これが,いままで食べた韓国料理の中で一番辛い.しかし,アジア人のメンツにかけて食べきった.

 

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