ラウンドバーニアン　（ROUND　ＶＥＲＮＩＡＮ）
銀河漂流バイファム

ゲームシステム

　同時計画，慣性移動とデーターカードによるシステムです．命中箇所の判定があり，パイロットポイントを使用という，ガンダムヒストリーに代表されるシステムです．各プレイヤーはパイロットとして1機（又は少数機）を操ることとなります．

　特徴としては，パネルチェック，操縦ミス判定，2次的被害があります．後にルールブックの一部引用しております．

６■パネルチェック

６−１　パネルチェックとは，機体に機械的な異常が発生したかどうかを判定するものです．

６−２　毎イニングサイコロ1個を振り1の目が出たならば，パネルチェック判定表を使用し「異常発生」になるかどうか判定します．異常発生の確率は，パネルチェックの使用したパイロットポイント(PP)により異なります．

パネルチェック判定表

サイコロ PP	1	2	3	4	5	6
3	-	-	-	-	-	A
2	-	-	-	-	A	A
1	-	-	-	A	A	A
0	-	-	A	A	A	A

６−３　パネルチェック判定で，A（異常発生）となったならば，次に，その異常の状況をサイコロ2個を振り異常状況判定表を使用して判定します．

異常状況判定表

サイコロ	状況
2	モニターの故障
3	武装の故障
4	ＲＥバーニアの故障
5	武装の操作ミス
6	レーダーの操作ミス
7	無線の操作ミス
8	無線の故障
9	モニターの操作ミス
10	推進剤の漏れ
11	レーダーの故障
12	武装の誤発射

６−４　異常状況の説明

�@故障…以後いっさいの使用不可．故障はゲーム中修理することはできない．

�A操作ミス…そのイニング使用不能．次のイニングからは使用可能．

�B推進剤の漏れ…どれくらいの推進剤が流出したか推進剤の漏れ率表を使用し判定する．現存の推進剤残量に漏れ率をかけものが流出量となる（四捨五入）複数のＲＥ・バーニアを装備している場合は1つ1つすべてについて判定する．

推進剤の漏れ率表

サイコロ	1	2	3	4	5	6
漏れ率	0.1	0.2	0.25	0.3	0.4	0.5

�C武装の誤発射…そのユニットから一番近い射界内の味方ユニットに対して射撃を行なう．判定は，レーダー射撃とする．射界内に味方がいない場合は，もう射撃してしまったものとする．射撃に使用する武装はデータカードの一番上にあるものとする．

※故障で，RE・バーニア・武装などユニットにおいては複数装備しているものがあるが，この場合の故障はその内1箇所とする．判定は各自，自由に行うこと．

　

８■移動

８−１　まずはじめに操縦ミス判定を行います．サイコロを2個振り判定します．修正はなし．操縦ミスの確率は，操縦に使用したパイロットポイントによって異なります．

操縦ミス判定表

PP サイコロ	2〜7	8	9	10	11	12
1	-	M	M	M	M	M
2	-	-	M	M	M	M
3	-	-	-	M	M	M
4〜6	-	-	-	-	M	M
7〜9	-	-	-	-	-	M
10〜	-	-	-	-	-	-

M：操縦ミス

操縦ミスにならなければ，計画通りに移動させます．

　

９■操縦ミス

　操縦ミス判定でM（操縦ミス）となったならば，そのミスでどう移動するか判定します．

９−１　方向判定

　判定は，記入用紙に記入した順番で行います．まず始めに推力噴射する方向を判定します．

方向判定表

サイコロ 方向	1	2	3	4	5	6
F	L	L	C	C	R	R
A	FL	BL	FC	BC	FR	BR
T	1	2	3	4	5	6

　前方だけのREを使用した場合は，Ｆ（前方）を，全周噴射だけのRE，バーニアを使用した場合はＡ（全周）を，前方と全周噴射のRE，バーニアを両方使用して，1つの方向へ推力噴射した場合は，F（前方）の欄を使用して判定します．旋回の判定は，方向判定表の1〜6の数字は，旋回終了の向きを表します．

９−２　推力判定

　次に噴射した推力量を判定します．計画した推力の欄を使用して判定します．判定後の推力が，使用可能な推力を越えた場合は，使用可能な最大の噴射をするものとします．記号のFはフル（最大噴射）の意味です．