石川県立航空プラザ(その2)

2006年10月6日

更新 2006年10月9日

航空プラザ2階です.時間軸を中心としたテーマ解説がされています.他に見学者はだれもいませんでした.


陸上爆撃機「銀河」の尾輪

主輪タイヤ(機種不明)

艦上攻撃機「天山」の主輪

「一式陸上攻撃機」の乗降用ハシゴ

一式陸攻の乗降口は,胴体の左に描かれた日の丸の中心部分にり,これは同機専用の乗降用ハシゴで,小松航空隊所属機に使用されていたもの.

陸上爆撃機「銀河」の主翼端

左右翼端部で,実機に装着される前の新品だそうです.小松航空機製作所で製作され,箱詰めにされて,親会社である中島航空機製作所へ貨車輸送されたもの.

九州 陸上哨戒機 東海 標示板

日本海軍初の本格的な対潜作戦用沿岸哨戒機で,対戦末期に活躍した.低速で航続時間10時間以上,急降下爆撃も可能という,対潜攻撃に適した性能を備えていた.

昭和20年1月に制式採用になって,終戦までに153機が生産された.小松空港にも5機が残存していた.この標示板は,胴体後部に装着されていた標示板である

海軍機の航路標識弾

終戦時に陸上哨戒機「東海」の座席内にあったもので,投下すると着地(水)時にブリキ製の本体が壊れ,飛散するアルミ粉末の形状から風速,風向,位置などの計測を行った。

三菱97式2型重爆撃機(キ21-II)の右エンジン取り付け部付近の外板.ラバウル東飛行場付近で収集されたもの.
中島1式2型戦闘機(キ43-2)の左主翼整流板の一部.ラバウル東飛行場付近で収集されたもの.
 

飛行場輾圧作業車の標識

終戦時に小松海軍航空基地に残されていた 輾圧作業車(ロードローラー)の前部に取り付けられていた日本海軍標識である.

神雷部隊 戦闘指揮所看板

一式陸上攻撃機のプロペラブレード

一式陸攻には,三菱製のレシプロエンジン「火星」11型,21型などが2基装備されていたが,これは「火星」11型に装着されたハミルトン定速3翅型プロペラの1枚.昭和55年パプアニューギニアのカビン島から持ち帰ったもの.

玉虫型飛行機
零式艦上戦闘機52型
右から,F-15J前輪タイヤ,F-15J主脚タイヤ,B767型用前輪タイヤ
DC-10型機主脚タイヤ


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